「なぜあなたはその仕事を先送りしてしまうのか?」 その1
先日、はてなの人気記事欄にPOP*POPさんの
『仕事を先延ばししてしまう11の理由とそれへの対策』
というエントリーが出ていました。
確か300以上ものブックマークを受けておられ、
私を含め読者の方々が、どれほどこの問題に頭を悩ませているか伺えます。
そんな中、私にとって今年一番と言える本を紹介したいと思います。
それは、心理カウンセラー笹氣健治氏著の、
『なぜあなたはその仕事を先送りしてしまうのか?』です。
これは巷にあふれている自己啓発本、成功哲学本と異なり、
私のような普通の人間にとっては非常に受け入れやすく、
かつ理にかなっています。
ですから、三木谷社長のようにすばらしく自己管理ができ、
達成能力のある方が読む本ではありません。
そこだけ注意が必要です。
あ、簡単に言うと禁煙セラピーみたいな本です。
「何度も禁煙しようとしたがダメだった」
「たくさん本を読んだが何も変わらない」
という私みたいな人間には、”心理療法が効く”という感じです。
禁煙セラピーでは禁煙できませんでしたが(今は止めてます)、
この本ではかなり思考を変えることができました。
巷には、行動することの重要性を説く本があふれていますが、
恐らくこんな言葉ばかりではないでしょうか。
- 「夢や目標に向かって、失敗を恐れず成功を信じて行動しなさい」
- 「たとえ失敗しても、それは成功するための学びである」
- 「行動をするためには決断が必要だ」
などなど。
しかし笹氣氏はこう説いています。
これらが言っているのは要約すると、
「とにかく行動することが大事」ということです。
でもあなたはそう言われて本当に行動できるタイプの人ですか?
これは泳げない人に向かって、
「とにかく水に入ってもがいてみなさい。泳げるようになるから」
と言っているようなものです。
確かに泳げるようになる人もいるかもしれませんが、
そういう人は圧倒的に少数派です。
泳げない人を泳げるようにするには、いくつかのステップがあるのです。
つまり行動を妨げている心理的課題を順番に克服していくことで、
実際に行動することができるのです。
ここで重要なキーワードが出てきます。
”心理的課題”です。
要するに行動できないということは、
いくつかの心理的課題が障害となっているということで、
その障害を取り除けば、スムーズに行動できるようになるのです。
小分けして申し訳ありませんが、
次回は「どんな感情が行動を妨げているか」
という課題を紹介したいと思います。
【編集後記】
メール配信エンジン&専用サーバの整備ができつつある。
定評のある専門業者に管理していただくことにした。
いろんな業者さんとやりとりさせていただいたが、
メールの応対でそこの会社のカラーがだいたいわかる。
メールで性格がわかるというが、会社も同じだと思う。
なぜこのことに気付かない人が多いんだろ?
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〜【プロ論 /B-ing編集部】〜
「就職でもお金でもそうだが、
客観的な値打ちと、主観的な値打ちの違いに注意すること。
そして、人生を客観的な価値だけで貫くことは絶対にできない」
邱 永漢(きゅう えいかん)氏
1924年 台湾生まれ。東京大学経済学部卒。
小説「香港」で第34回直木賞受賞。
経済評論家、経営コンサルタントとしても有名で、
自らも多数の会社を経営している。
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