　PPC広告の悲しき費用対効果 - 起業とリスクの境界線-携帯メール配信システムASPサービス運営-

スキマクリエイティブ株式会社の北川です。

サイトの運営というのは、ほんとにやることがたくさんありますが、
やはり何といっても一番難しいのは「新規集客」。

そこでまず思いつくのがPPC広告。
手っとり早くGoogle AdwordsかYahoo!のOvertureですね。

しかし、広告費用をあまり投資できない小規模サイトでは、
使い方を相当吟味しないと大損こいてしまいます。

ひと昔前では「1クリック10円という破格値で始めることができ、
小規模サイトには救世主のような広告媒体…」
というイメージがあったのですが、
現実はちょっと違います。

もちろん以前からもオーソドックスなキーワードは競争が激しいので、
表示コストも当然高くなっていましたが、
このオーソドックスというのが、相当広範囲なのにびっくりさせられます。

「こんなキーワードの組み合わせでもこの値段か…」
てな感じです。

例えば、

・「携帯　メール配信　サービス」という3キーワードの完全一致
・予想掲載順位　6位前後

という設定で行ってみたところ、
平均クリック単価340円という結果になりました。

1クリック340円…
順位6位で…
当社的には相当高いです。

説明する時間がないので当社の費用対効果についてはコメントしませんが、
安価で販売されている商材、サービスの場合、
クリック単価をかなり下げるキーワード（＝マニアックなキーワード）を設定しないと、
全く割に合いません。

友人の印刷会社でも、

「企業用年賀状印刷のPPC広告を出したところ1ヶ月で数十万円掛かった。
結構忙しかったのに費用対効果を計算すると赤字だった…
顧客リストが入った分ライフタイムバリュー（生涯価値）として見ればいいのだが、
うちのような小さい会社ではそんな悠長なことを言ってられない」

と言ってました。

予算を抑えられ費用対効果の高い広告媒体。。。
これは絵空事なんでしょうかねぇ（苦笑）

（追伸）
久しぶりに書くと全然文章がまとまらない。
小学生の日記みたいだ…

〜携帯デコメール配信使って繁盛繁盛！〜