「なぜあなたはその仕事を先送りしてしまうのか?」 その4
前回は、行動に移す前の妨げとなっているのは『感情』だ、
ということを紹介しました。
もう一度確認すると、心理メカニズムとは、
- 思考→感情→行動
となります。
では、元の『思考』ではどういうことが起こっているのか、
笹氣氏はこのように説いておられます。
ある場面に直面した時に自動的に頭の中に浮かんでくる考え、
これを”自動思考”と呼びます。
何かをやろうとした時、
「うまくできるだろうか?」「後でゆっくりやろう」
というのはこの自動思考です。
このような自動思考が浮かんでくる人は、
次のような信条を持っていると考えられます。
「成功しなければならない」という自分自身への期待
「失敗すべきではない」というこだわり
このような信条を持っていると、
自分自身にプレッシャーをかけることになります。
そう思うあまり「失敗したらどうしよう・・・」という
不安や恐怖の感情を抱えてしまうのです。
もしくは、
「失敗しないためしっかり準備をしてから後でゆっくりやろう」
と考え、行動を先送りしてるかもしれません。
要するに行動を先送りする時には、
このようなことが思考レベルで起きているのです。
イヤになるくらいあてはまりました。
そして感情は思考とセットになって生じるとのことです。
要するにこういうことみたいです。
- 何かにとりかかろうとする
↓
- 「うまくやらなければならない」 【信条】
↓
- 「うまくできるだろうか?」 【自動思考】
↓
- 不安・恐怖 【感情】
笹氣氏は指摘します。
”行動を左右している感情の正体は恐怖心だ”と。
- すぐにやらなくていい仕事を先にしてしまう
- つい、テレビやインターネットを見てしまう
- 本や雑誌で情報収集してしまう
いつまでたっても核心に近づかない
こういった逃避的な行為をしてしまっていませんか?
それは「過去のイヤな記憶」「未知への不安」により恐怖心が生じ、
無意識に行動を避けてしまっているのです。
この”無意識に”ってところが怖いですね。
世の中の偉人たちは強い意志でこれらを克服されてきたんだと思いますが、
それができれば苦労しない・・・というのが本音ではないでしょうか。
では次回はその無意識な心理パターンについて、
笹氣氏のコメントを紹介したいと思います。
>>「なぜあなたはその仕事を先送りしてしまうのか?」
/心理カウンセラー 笹氣健治氏著 から紹介。
【編集後記】
ソフトバンクテレコム(株)という会社から電話があった。
事務所用電話料金・基本料金が安くなるとのこと。
怪しい業者だとヤバイので、来週改めて連絡してほしいと答えたが、
ネットで調べると全然怪しくない。
結構いい感じ↓
http://www.softbanktelecom.co.jp/otoku/price/type_b_c.html
一番の魅力は、
固定電話→携帯電話への通話料の安さと、
携帯電話への転送設定(ボイスワープ)してる方は更にメリットありかも。
前身が日本テレコムってとこがデメリットか。
しばらくすればNTT回線もそれなりに追随するんだろうけど。。。
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〜【今日のプロ論 /B-ing編集部】〜
「好きなことというのは、
なかなか見つからないもの。
より好きなことを見つけるためにこそ、
人生はあるのです」
田原総一朗(たはら そういちろう)氏
1934年 滋賀県生まれ。早稲田大学文学部卒業。
言わずと知れた著名なジャーナリスト。
2002年より母校早稲田大学で「大隈塾」を開講。塾頭として教鞭をとる。
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スキマクリエイティブ株式会社
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