「なぜあなたはその仕事を先送りしてしまうのか?」 その5
今日も引き続き、
「なぜあなたはその仕事を先送りしてしまうのか?」
/心理カウンセラー 笹氣健治氏著
を紹介したいと思います。
予めお伝えしておきますが、
このエントリーでは本の一部を紹介しているにすぎません。
さらに真意を求めたい方は、是非この本をお買い求めください。
前回では、
行動を左右している感情の正体は恐怖心だ、
その恐怖心は無意識に行動を妨げている、
ということを紹介しました。
そこで笹氣氏は分析の結果、
行動に移せない人には、典型的な5つのパターンがあることを
発見しておられます。
- 心理パターン1
完璧を目指しすぎてしまう
- 心理パターン2
効率を求めすぎてしまう
- 心理パターン3
結果を怖がりすぎてしまう
- 心理パターン4
もともとニーズがないことをやろうとしている
- 心理パターン5
自分の可能性を狭くすることを恐れている
もしあなたが行動に移せないと悩んでいるなら、
きっとこの5つのパターンのどれかに当てはまっているはずです。
どれかどころか全部当てはまってそうで、
かえってブルーになるのは私だけだと思いますが、
笹氣氏はさらにわかりやすく解説されております。
- 完璧を目指しすぎてしまう
当初は「自分が納得するものを作りたい」「自分がベスト尽くしたもの」
だったはずが次第に、
「みんなに認められるもの」「誰からも否定されないもの」
となり、完璧という定義が追加されてしまっているのです。
しかし、完璧なものとはいったいどういうものでしょう?
もし本当に完璧なものを作りたければ、
永遠に準備し続けなければならず、
いつまでたっても行動できません。
その完璧なものを作る作業とは、
きっと大変な苦労を伴うことでしょう。
その大変さを想像すると恐怖感がわきあがてしまい、
知らず知らずのうちに行動を回避しようとする心理が働くのです。
そうそうそう!と心の中でわめいていました。
私など「失敗は許されない」と自分を追い込みすぎているため、
典型的なこのパターンに陥っています・・・。
更に笹氣氏は続けます。
- 効率を求めすぎてしまう
マニュアルや情報、成功法則があふれている現代では、
どれが自分に役立つのか、見極める必要があります。
しかし次第にそれらを”いかに活用するか”ではなく、
”どれを活用するか”に意識が向いてしまいます。
この意識が過剰になると、
「成功しなかったら無駄だからやらない方がいい」
「結果が得られない可能性があるのなら行動に移す意味がない」
とさえ思ってしまうのです。
ビジネスでは効率を求めるのは当然ですが、
こうした意識が強くなりすぎると、
「確実にうまくいくノウハウ」を追い求めるようになります。
本来うまくいくかどうかは、やってみないとわからないのです。
これもそうそう!でした。
考えてみればこのブログを書いていること自体、
”行動の逃避”に当てはまっているのでは、と思うこともありますが、
その辺はポジティブに考えたいと思います。
次回はさらに、心理パターン3〜紹介したいと思います。
【編集後記】
プロ論のB-ing編集部さんには掲載の許可を取っているのですが、
それ以外の出版社さんにはまだ・・・って感じです。
関係者の方の目に触れることは万に一つもないかと思いますが、
紹介本の”販促エントリー”として是非受け取ってもらいたいっす。
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〜【今日のプロ論 /B-ing編集部】〜
「自分の人生は挫折とコンプレックスの連続だった。
作家になる夢は学生時代にあきらめざるを得なかった。
入社試験には次々と落ちた。
就職後、仕事で干されたこともあった。
独立後の映画会社では借金も背負った。
だが、挫折と失敗は大きな力を与えてくれた」
田原総一朗(たはら そういちろう)氏
1934年 滋賀県生まれ。早稲田大学文学部卒業。
言わずと知れた著名なジャーナリスト。
2002年より母校早稲田大学で「大隈塾」を開講。塾頭として教鞭をとる。
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