「なぜあなたはその仕事を先送りしてしまうのか?」 その7


それでは引き続き、
「なぜあなたはその仕事を先送りしてしまうのか?」
/心理カウンセラー 笹氣健治氏著
を紹介したいと思います。


  • 心理パターン5

「自分の可能性を狭くすることを恐れている」
という点。


これを最後のパターンとして紹介されています。
相変わらず鋭い指摘です。。。


誰しも自分の可能性を信じたいと思っています。
特に本書を手に取るような人は、
おそらく人並み以上に遂行する能力があって、
だいたいどんな仕事もソツなくこなすことができる人でしょう。


ただ、このような人はどれか一つのことに、
本腰を入れて取り組んだ経験がない場合が多いです。
いえ、取り組んだ気がしなかった、と言った方がいいかもしれません。


いつも結果にはどこか不満が残っており、
「自分はもっとできたはず。
これくらいのことでは満足できない」
という気持ちを感じているかもしれません。


また他人の動向が何かと気になります。
人の活躍を時には嫉妬と焦りの気持ちで眺めることもあれば、
その人に対して、
「あいつは大したことがない」
「ここらへんが欠けている」
といった批評家のような態度を取って、
自分が遅れを取っていることへのイラ立ちを
まぎらわすこともあります。

最後にふさわしい鋭い指摘です。
私たちが一番認めたくない心理パターンではないでしょうか。


さらに笹氣氏は続けます。


こういう心理パターンに当てはまる人は、
自分の可能性や能力の限界を知ってしまうことを、
心のどこかで怖いと感じています。
自分にはまだ様々な才能や可能性があり、
それにまだ出会ってないだけだと信じたいのです。


しかし現実にはいろんなことに手を広げようとして、
どれも突き詰めることがなく、
中途半端になってしまうことが多々あります。


専門家になりたいという願望を持つ一方で、
オールマイティで多才な人に憧れているのかもしれません。


結局このような多くの成果を求めてしまうので、
何かひとつのことを取り組もうとした時にためらってしまい、
行動に移すことができないのです。

これは私の年代(30代)の人間には心に痛いかもしれません。
同年代の人たちは、社会でそれなりの地位を築いているように見えますし、
実際そういう方が多いです。


あえて具体的に申し上げると、
30代後半なら最低でも課長候補、
年収600万円以上なんて当たり前、
1000万円クラスもチラリホラリ。
技術者なら開発プロジェクトを仕切るくらいの年代・・・


そういう見方を自らしてしまい、
自分の不甲斐無さを隠そうとする心理が働いてしまうんでしょうね。


自戒自戒・・・



次回次回。





【編集後記】
今日は午前中いっぱいはてなのメンテナンスがあったため、
いつものタイムスケジュールが狂った。が、
「おっ、これは神様がくれた時間だ」
ということで、早速神様のいる石切神社さんにお参りにいった。
願いはもちろん”一願成就”。
毎日無事生活できることに感謝しながら、
二礼二拍手・・・・そして一礼。



                              1. +


 〜【今日のプロ論 /B-ing編集部】〜


  お休み。。。



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