Ginkoが破たん!


今日も懲りずにセカンドライフネタ。
先日驚いたと申しますか、ある意味へぇ〜と感心した記事がありました。


セカンドライフ内の銀行のひとつ、
「Ginko Financial」が先日銀行業務を停止したようです。
(ちなみに外資系だと思います)



http://sheila6225.blogspot.com/
からの引用


同社の公式サイトには、預金者たちがログインできない状態になっており、
代わりに8月8日22:20(EDT)付けで、長文のアナウンスメント(英文)
が掲載されています。


それによれば、預金引き出しのリクエストが、
約5,000万リンデンドル(約2,200万円)に達しており、
現時点で、資産を低価格で処分して預金引出しに応じることは、
Ginkoの長期的展望を危うくするとのこと。


また今後、預金者たちのパニックがおさまって、
Ginkoの業務が通常の状態に戻ることはもう見込めないとのことでした。



さらに、預金者たちの財産を守るためには思い切った方策が必要なので、
その方策として、Ginkoは、現在の預金をすべて強制的に
「Ginko Perpetual Bond」に転換することにしたと述べています。


しかしGinko Perpetual Bondとは、”償還期限のない”債券です。


(※記事の続きは上記ブログで)


すっごいですよね、コレ。
利益至上主義の最たるものといったところでしょうか。
でも破たんはしたけど、まだ存在し続けるみたいですね。
ちなみにこの債権の金利は、3ヶ月ごとに額面の3%と設定されています。



また、市場で債券を売却することは可能なのですが、
当然こんな債権など紙くず同然の価値しかありません。
現時点での取引価格は、額面1L$に対して0.19L$のようです。
悲しいくらい安いですね。


かといって期限が設定されていない債権なので、
所持していたとしてもGinko側がいつマネー交換に応じてくれるかは未定です。



SNSでも議論が交わされていましたが、
結局「自己責任で泣き寝入り」という意見が多かったです。


こういう銀行の態度は、実はリアルでも同じみたいですね。



前にあるブログ記事を拝見したのですが(下記URL)、
そこにはアメリカのずさんな決済管理の実情がつづられています。


【不思議の国アメリカ】 “オンライン決済不在”の驚くべき実態↓
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070517/271384/



我々日本人の感覚では今回のGinkoの方策は
「そんなアホな」って感じですが、
欧米の方たちにすれば、
「あ〜またか。しゃーないなー」って感じかもしれません。


もちろんSL、RLに関わらずです。



しかし破たんも驚きましたが、
inWorldでは企業の買収やらなんやら行われてますし、
ベンチャーキャピタルも存在してますし…


ほんとある意味、感動モンでした。




【編集後記】
僕のある日本人の友人が仕事の事情でアメリ東海岸の大都市に住んでいる。
もう5年くらいなるそうだが、電話でこんなこと言っていた。
アメリカってすっごい先進国と思ってるやろ?
俺もそう思ってた。
でも住んでみたらわかるけど、あらゆる点で日本の方が進んでる。
特に生活に密接するインフラがそう。」
この日本に感謝しないとって思った。




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