シングル楽曲販売数の本当の意味


今朝の新聞、
フジサンケイビジネスアイでおもしろい記事を見つけました。
それはオリコンなどに代表されるJ-POPのシングル楽曲についてのコメント。



皆さんは今年上半期のNo1大ヒット曲はどの曲かご存知ですか?
私は知りませんでした。


それは今年2月に発売された宇多田ヒカル
「フレーバー・オブ・ラブ」という楽曲らしいです。


その販売数、なんと着うたやCD併せて600万超。


これは邦楽界ではかつてない数字だそうで、
歴代1位だった「およげ!たいやきくん」でさえ455万枚だそうです。



ここから一部記事を引用します。
マーケティングが専門のジャーナリストの方です。


しかし数字上では宇多田ヒカルの方が売れたというが、
個人的には全くピンとこない。


かつての「およげ!たいやきくん」の最盛期には、
テレビや街頭で聞かない日はなかったくらいに、
日本中にあふれていた。


それに比べ「フレーバー・オブ・ラブ」の希薄さはナンだ。


正直に告白すると、
正確な曲名を最近まで知らなかったし、
知ろうともしなかった。
これはマーケティングに携わる者として失格。


私も同感でした。
FMなどでチラッと聞くことはありましたが、
まさか歴代の記録を塗り替えるほどの大ヒット曲とは
全然知りませんでしたし、今でも信じられません。


しかしその理由がわかりました。
記事を続けます。



俺も歳をとったなぁ、と大いに落ち込んだが、
これには訳がある。


種明かしをすると、
「フレーバー・オブ・ラブ」の販売数の大半は着うたで、
しかも”フル”ではなく着信音としてサビの部分だけ利用される。


実は前述の600万超という数字の単位には、
「ユニット」が使われており、常識的な「枚」ではない。


この楽曲のCD売上は70万枚で、
彼女自身の昔のヒット曲には遠く及ばない。



ネット社会になってさまざまな情報伝達チャンネルが登場し、
しかも消費者はそれらを巧みに使い分けている。


以前はマスメディアだけ見ていれば大半の情報は把握できたが、
今は分散して全体像がとらえにくい。


だそうです。
個人的には、ユニット全てを販売数に入れるのは誤解が生じやすい、
と思いますが、でもうなずける部分もあります。


ってことは失礼な表現で恐縮ですが、
この程度でこの数字なら、この数倍の数字がポンと出ても、
なんら不思議はないですよね。


ということは”大ヒット”と言われる数字の根拠というか、
定義が私にはよくわからないような気がするのですが…




確かに私自身、仕事柄ネット社会にどっぷりつかっていますが、
ほんとに全体像がわかりません。


情報を集めようとすればするほど、
いわゆるゴミもひらってしまい、
まとまるどころか拡散してしまいます。


しかもネット市場のスピードはものすごく早い。
あーだこーだ考えているうちに次のステージに移ってしまいます。


そもそも情報を集めて数値化しようとすること自体、
時代錯誤のオッサン脳のような気もしてきました、最近。



とまぁこの記事を見て、
何かと感じた今日この頃でした。。。



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