資金調達のセミナー行ってきたけど…(後編)
メール配信システム 低価格ASP「ナウゲッタメール」運営の北川です。
寒くなると早起きできませんね。
いつの間にやら冬になってしまい、
食欲の秋、読書の秋、○○の秋はいつの間に…といった気分です。
私は毎朝6時起床を目標にしているのですが、
この季節は恥ずかしながら2度寝3度寝してしまいます。
一方毎朝届く偉人たちのメルマガやブログには、
「5時起床」「4時半起床」など私には考えられない時間が記されています。
彼らは当然時間がない方ばかりです。
その中で毎日メルマガ、ブログを執筆しようと思うと、
早朝しか時間が取れないようです。
そこまでして…と思わなくもないですが、
こういう考えがダメなんでしょうね(笑)
■ 今年10月1日より融資制度が改定された
さて、出資を募るようなケースは例外として、
資金調達といえば、たいていは金融機関から融資を受けるパターンかと思います。
しかし現実には創業前や創業間もない会社にとって資金調達は困難を極め、
民間金融機関だけでなく、市などの公的な融資窓口に行っても、
「信用保証協会の保証を付ける」という条件が求められます。
その信用保証協会。
読んで字の如くですが、要するに倒産などで我々が借金を返せなくなった場合、
我々に代わってここが金融機関に残金を支払ってくれるというものです。
金融機関にとってはなんともありがたい、リスクゼロやんと言いたくなる仕組みですが、
逆に言えば、信用保証協会のお墨付きをもらえれば、
たいていの融資はOKと言えるようです。
しかしこれからはそうとも言ってられないようです。
今年10月1日に融資制度の改定があり、
今まで信用保証協会が100%保証していたのが、80%に引き下げられました。
要するに残り20%が金融機関の貸し倒れリスクとなります。
これからは金融機関側でさらに厳格な審査が予想され、
現在起業準備中の方や設備投資を予定されている会社などは、
多かれ少なかれ影響がありそうですね。
■ 金融機関内部での融資審査
信用保証協会にしろ金融機関にしろ、組織内部での融資審査は、
私が想像していたよりかなり厳格に行われているようです。
銀行内部で融資を決定する稟議書は、一般的に
担当者→所属上司→支店長→本店→本店上層部と流れていき、
少なくとも5人以上のハンコが捺印されているそうです。
実際支店クラスの段階ではOKだったとしても、
本店の段階でNGというケースはゴマンとあるそうです。
金融機関の融資担当者が力説しておられましたが、
「とにかく事業計画書ですべてがわかるようにしてください。
私たちが上司や本店に説明しなくてもわかるくらいの中身でないと、
伝聞で上っていくとどうしても説得力がなくなってきますので。」
とのことです。
■ 融資担当者が語るポイント
上記で記載しましたが、銀行内部ではすべて書類で回っていきますので、
やはり事業計画書が重要なポイントとなります。
金融機関の判断材料は多岐にわたるようですが、
「これだけは押さえておきたい」というポイントを紹介します。
・取引先をA社、B社とだけでなく、部署・担当者・電話番号まで書くと好印象
要するに取引先一覧はハナから疑ってかかるようで、
これくらい具体的に書いてあれば真実と思ってもらえるようです。
・見た目が重要
図式やフロー図をうまく活用した視覚的な計画書が効果的。
結局は人間が目を通すので、やはり見た目の印象は大きく左右するようです。
・取引先がない場合は、それを補えるくらいの計画が必要
私たちからすれば「今から起業するのに現時点で取引先がないのは当然」と思ってしまいますが、
金融機関はそう思ってくれません。
創業時に確固たる取引先、及び仕入先があるのは原則なんです。
もし取引先がないのなら、そのマイナス要因を補えるくらいのビジネスモデルを持ってこい、
というところのようです。。。
以上です。
月並みな発言しか聞けなかったことが残念でしたが、
融資を受ける難しさを体験できたセミナーでした。
逆に言えば融資がこれだけ難しいということは、
会社が利益を上げることがどれほど難しいか、ということを意味しています。
何事もやってみなければわかりませんが、
借金というリスクを可能な限り軽くすることも大切な経営判断ですね。
(追伸)
メディアレップに関する記事の際、間違った記述をしてしまいました。
Yahoo!など大手サイトの広告出稿、直接でも受付していましたね。
ただ雑誌の広告枠のように、いい場所は大手広告代理店(大手メディアレップ)が
しっかり押さえてる、という状況のようですが。
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