国産メタバース「meet-me」やってみた
スキマクリエイティブ株式会社の北川です。
さっそくですが、2007/12/16(?)にα版が発表された日本版Second Life、
「meet-me」やってみました。
うしろを向いている頭でっかちの小僧が私です。
前の団地のような建物は私の住居です。
この建物の一室を新規ログイン時にもらえます。
建物の玄関口に3人ほどアバターがいたので、
さっそくチャットで話しかけてみましたが(リターン一回押しでチャットができる)、
誰も会話してくれませんでした。
恐らくやり方がわからないのかと思われます。
じっくり見学したかったのですが、
正直感想を言えるくらい滞在していません。
というのも、30分ほど散歩したりアイテムを触ったりしていると、
私のパソコンから「ゴォ〜〜〜」という猛烈なファンの音。
セカンドライフでもこれほど激しくファンが回ったことがなかったので、
怖くなって強制ログアウトしてしまいました。
meet-meの推奨スペックは、
CPU :Intel Core2Duo T5500(1.66GHz)以上
メモリ :2GB(DDR2-533)以上
GPU :GeForce7600GTクラス以上
VRAM :256MB以上
画面解像度 :WXGA(1280x768)
となっていますので、
マイPCは全てクリアしていません(泣)
■ なけなしの感想はというと…
お約束のように人はほどんどいませんでした。
これはセカンドライフでも同様でしたし、産まれたてのα版ということで、
その点は割り引いて見てあげる必要があるかと思います。
しかし私のようなSecond Lifeユーザーは、
決定的な2つのストレスを感じました。
1、リアルと同じ時間軸の盲点
時間軸をリアルと完全に同期させているため、
リアルで昼ならmeet-meもお昼、リアルで夜ならmeet-meでも夜になります。
これがmeet-meの世界観なんですね。
プレスリリースの時点では、それはそれでありかなと思っていましたが、
いざインすると結構ストレスを感じます。
上記添付画像のように非常に画面が見づらく、目が非常に疲れます。
(Second Lifeは太陽の位置を自分で設定できます)
ここで決定的なポイントを発見したのですが、
私たちのような労働者は、通常インできるのが夜の時間帯です。
休日以外は日中にインすることは難しいでしょう。
そうなると私は、1週間のうち6日は夜の世界しか見れないことになります。
これは相当きついです。
2、電車/バス移動が面倒
歩く、走ることは感覚的に操作できたのですが、
電車/バスでの移動がかなり手こずってしまいました。
違う土地(東京都内)に行くには、
アイテムボックスの中から指定駅への切符を取り出し、
地図へドロップし、そして改札口手前で操作する必要があります。
なんとか渋谷駅に行けたのですが、
なんかスッキリしません。
操作は慣れれば大丈夫だと思うのですが、
移動に手間をかける割には、目的地についた感覚がイマイチなのです。
セカンドライフで初めてテレポートした時の、
「おぉ〜〜!!」というあの爽快感は感じられませんでした。
以上がmeet-me初体験の感想です。
まだまだこれから開拓されていく世界だと思うので、
今後の動向を注視していきたいと思います。
しかし何より、私のマシンが心配だ。。。
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