〜楽天市場のセキュリティ 第二話〜
昨日に続き楽天市場が支持される理由と死角を、
体験を元に書きたいと思う。
■ ネット素人でも入りやすい環境 ■
★楽天システム(RMS)
2年ほど前にこのRMSが刷新され、
よりユーザビリティに配慮したホームページを構築することができる。
それ以前はデザイン的には自由度が低く、
ハイセンスなデザインを求めるならば、
「楽天GOLD」というフリーサーバーを使用する必要があった。
しかし今はかなり自由度が増している。
これなら私のようなHTML初心者でもそれほど苦労せずに
見栄えのいいホームページを作ることができる。
★ブランド力、信頼感
言わずと知れた楽天市場様。
ブランド力はネット業界ではトップクラス。
何よりユーザーからの信頼が厚い。
裏話を2つほど。
【1】〜一発退場も辞さない?〜
仮にショップとユーザーがもめたとする。
明らかにショップの落度であるにも関わらず、
開き直ってらちが明かないとする。
一般のネットショップなら最悪ユーザーの泣き寝入りか、
消費者センターに苦情を言うしかないのだが、
楽天市場では楽天事務局が仲介に入り問題を解決してくれる。
なぜ解決できるかというと、伝家の宝刀↓
「このままでは退店になりますよ」
とビビらされるのだ。
さすがにいきなりレッドカードはないが、
改善が認められないと、いきなりホームページがなくなるってこともある。
※私の知り合いの人気ショップ、ある日突然消えた(笑)
ちなみにユーザーの未払いなどは原則手を貸してくれない。
1店舗程度の被害は楽天市場からするとハナクソなのだ(悲)
【2】〜強固なクレジットカードセキュリティ〜
忘れもしない2005年7月23日、輸入雑貨などを取り扱う「AMC」が
クレジットカード番号を含む個人情報を流出させた事件があった。
恐らく皆さんは”ありえない事件”と認識されているかと思うが、
ネットショップ運営者の多くは、
”なるべくしてなった事件”と感じた人も多かったと思う。
というのもカード決済システムというのは、
通常ショップサイドで設定、運用するものだ。
決済会社とネットショップとが契約するものである。
ということはクレジット情報は管理画面から自由に閲覧・訂正できるし、
逆にできないと不便なのである。
裏を返せばショップのスタッフであれば
いつもでこの管理画面を閲覧できるという、
考えてみれば恐ろしい話がネットショップの裏側でもある。
ちなみに楽天市場はこの事件以来、
ショップサイドでは原則クレジット番号を閲覧できないよう
システムを改善した。
これはユーザー的には非常に安心だ。
私も知っているだけに、よほど信頼のあるサイト以外は
カード決済はしないようにしている。
※ただしカード不正利用があったとしても、潔白を証明すれば
通常カード会社が保証してくれる。
何よりカードの請求書は即ゴミ箱に捨てず、確認するクセをつけましょう♪
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スキマクリエイティブ株式会社
代表 北川敦浩
◆実店舗モバイルメールマーケティング支援
テクノラティプロフィール
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